ADHDは二種類の診断基準がある

ADHDは、子供の脳障害のひとつとして考えられていますが、どのような診断基準があるのでしょうか。ADHDの診断基準として世界的に用いられているものには「DSM-IV」「ICD-10」の二種類が存在しています。子供によってADHDの症状が異なるため、このような基準を設けた上で、診断結果を導き出して行くのです。
アメリカ精神医学学会では、1952年にDSM-IVという診断基準を初めて設けました。この診断基準は、現在第4版が使われており、必要に応じて改定されて行くものです。実際に、多くの医師がDSM-IVの診断基準を用いており、幅広い症状からADHDを判断することができるとされています。
WHOでは、1994年に改定されたICD-10という診断基準を設けています。この診断基準は、多動性障害に用いられることが多く、ADHDの診断にはどちらかと言うとDSM-IVの方がよく使われるようです。
しかし、いずれもADHDの診断基準としては、高い機能を持っていることで、様々な観点から判断することができます。診断項目として共通している内容も多く、集中力の低下や不注意な行動、忘れ物が多いなどがあるようです。
日常生活に支障をきたすほどの問題行動があれば、これらの基準に当てはまる項目が増えるので、ADHDと診断されることも多くなります。ADHDということが分かったら、それをタイプ別に分けて、適切な治療法を導き出し、改善を図っていくことになるのです。

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