ADHDに大切なセルフコントロールとは

自制心を失ってしまうADHDは、自分の思うがままに行動してしまうため、問題行動に発展することが多くあります。ADHDを治療するには、自制心をしっかりとコントロールできなければ、改善効果を見込むことはできません。
そこで利用されているのがセルフコントロールということになります。今自分が何をすべきかを着実に判断し、それを行動に移す「実行機能」を身に付けるのが大きな目的です。
セルフコントロールでは、まず生活習慣を確立させることが重要と言われています。食事や睡眠の時間が不規則なままでは、ADHDをなかなか改善することができません。
そして、多動を少なくするトレーニングとして、じっとさせる練習も欠かせません。一緒に数を数えながら練習すると、子供も意欲的に取り組んでくれるのではないでしょうか。
また、集中力を高めるために、課題を与えてあげることも大切です。ただ課題を与えるだけでは、すぐに集中力が途切れてしまうかもしれないので、様子を見ながら行うようにしましょう。
ADHDの子供は、ルールをすぐに破ってしまう傾向があります。それが悪いことだと思っていないので、必要に応じて社会性を養うためのトレーニングも行われるようです。
それに、一度興味を示すと、頑固なこだわりを持つのもADHDの症状のひとつです。円滑に物事を進ませる上では、頑固なこだわりを捨てなければならず、この練習も取り入れられています。
ADHDは、セルフコントロールによって、社会生活で不可欠な自制心を促して行くことができるのです。

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